新しい発見は、いい
立ち位置が変わると、それまで見えなかったモノが見える。
私、中学校での勤務がほとんどでしたが、勤務校が変わる度に新しい発見がありました。
途中、他地域(市外)の学校で7年ほど勤務しましたが、新しい発見の連続。
新しい発見というのは、いいですね。
考えが深まります。
見て感じる。
聞いて感じる。
感じるから考える。
新しい発見が多いと、考える回数もその分増える。
初めての転勤で、「ぜんぜんちゃう」。
市外への転勤で、「ぜんぜんちゃう!」。
小学校で仕事をしたこともあるのですが、
「ぜんぜんちゃーう!」
退職した後、私立の高校にも行きました。
「ぜんぜんちゃう!」
あっ、そういえば、私、退職してしばらくの間ゴロゴロしてたのですが、遂に嫁さんの怒りを買い「ここに行って小遣い銭ぐらい稼どいで!」と、ある日のこと携帯の画面を突きつけられたんです。
「発掘現場の作業員求む!」
「そんなもんチョチョイのちょいや」と連絡をとって即採用。
あれはよく晴れた夏の日。
一張羅の作業服を身につけて事務所前に集合。
何人かの人から「おたく、経験者ですか」と訊かれるくらい、作業服姿が板についていたはずの私・・・ は、ドヤ顔。
ところが、弁当を食べ終えて一服つけてたら、足が攣ってきたんです。
そして、あれやあれよという間に下半身全体がが完全に攣ってしまいました。
なんとも言えぬ痛さで動けませんでした。
早退・・・ 事務所からお迎えがきて、家まで送り届けていただきました。
それから3日間はアウト。
それでも、4日目には現場に復帰して1ヶ月頑張りました。
この仕事は、もう「ぜーんぜん、ちゃーう!」。
現場仕事の貴重な体験となりました。
新しい発見だらけ。
世の中のことをあれこれと考えさせられた1ヶ月でした。
まぁ、この話は番外編として、去年の4月から1年間勤務した特別支援学校での新しい発見の数々は、教育・・・ 子育て・・・ 子たちの育ち・・・ 人生・・・ について、深く深く考えさせられました。
で、学校の先生の研修について思うのですが、児童生徒たちに、「主体的な学び」を言うのなら、異種学校間の交流(1年間の体験)を取り入れたなら、先生たちは大変わりすると思うんですがね。