水分補給
私、この4月から特別支援学校で勤務してます。
これまでの一般学校での経験なんか屁の突っ張りにもなりません。
生活指導がどうの、教育活動がどうのやあらへんもん。
知的だけやなくて、医療的なケアがまず第一っちゅー重度の身体的な障害を持ってる子が大半です。
医療的なケアに関する知識やら技術が、まず要求されるところです。
けど、学校なんやから、やっぱり生活指導やら教育活動は要ると思うんです。
人を育てるという気持ちを持って子たちに関わらな学校の先生やない。
ただの医療従事者です。
なんでこんなことボヤいてるのかいうたら、例えば、生徒らがお茶を飲むときの支援がどうにも解せん。
授業終了後には、その都度、給水っちゅーことでお茶を飲ませなあきませんよと、最初におしえられました。
トイレにも時間がかかる子たちばかりですから、授業が始まってから教室に戻ってくるのも当たり前で、担当の先生方は授業中であるにもかかわらず、平然と給水の支援をします。
給水がそれほどまでに大事なものであるのだということは分かりますが・・・ ? です。
一方で、午前中の授業が終わって給食の準備をするのに時間がかかるのに、給水はしなくてもいいそうです。
給食には牛乳があるからってことらしい。
は? って言ってしまいました。
そして、給食後もやっぱり給水は必要ないと言う。
牛乳飲んでるからってことらしい。
いやいや、一般学校の生徒らも給食後はお茶の一口は飲みますよ。
大人もね。
なんちゅうんやろ・・・
口に潤いを、心に潤いをっていうようなことは考えてはれへんのやろな。
お茶をただの給水って考えるのは、学校の先生ちゃいます。
いくら重度の子たちばかり相手にしてるいうても、学校の先生が医療従事者になってしもたらあきません。
それやったら、最初から医療従事者の方々に特別支援学校で働いて貰った方がええやん、と感じる今日この頃。