#子育て 子どもは環境で育つ

子どもが育つには、まず、三度の飯。

しかし、飯だけでは、身体は育っても心は育たない。

心を育てるには・・・ 心が育つには、愛情という滋養が要る。

愛情ある「躾」でなければ、「躾」は正しく身に付かない。

愛情ある環境であるのか、ないのか・・・ で、子どもの育ちは決まる。

しかし、昨今・・・ 

「私だって自由に遊びたい、楽しみたい。私にも人生があるのだから」などと、 #子育て のしんどさから逃れるために「自分」の権利を主張する親が増えてきた。

いやいや、自分の権利も義務も未だ分からぬわが子を育てるのに、親がそういうことを言うこと事態、おかしな話だ。

親は、子を授かった時点で、子を育てる義務がある。責任がある。

わが子が自立するまで・・・ せめて、物事の良し悪しが判断出来るようになるまで、子育てに責任を持たねばならないと思う。

自分も遊びたい、楽しみたい・・・ その挙げ句、子どもを死に至らしめたというニュースを頻繁に目にするようになった時代・・・ が悲しすぎる。

死に至るまでとはいかなくとも、子どもたちの愛情のない育ちの環境が、じわりじわりと広がりつつある世の中を憂う。

学校も然り。

学校の先生の仕事は、子どもたちを育てることだ。

子どもたちの健全なる育ちを手助けすることだ。

ところが、「あの子は、どうしようもない」「あの親はどうしようもない」と、切り捨ててしまう学校の先生が増えてきた。

愛情が、ない。

仕事として、教育活動をしている。

だから、見透かされる。

だから、学校に来ない生徒が増え続ける。

わが子のように、わが子弟のように、生徒を愛おしむ・・・ そういう先生が、一人でも増えることを願う。