愛情という滋養

衣食住が整っていれば子が育つというものではありません。

情・・・  子は、飯の他に愛情という滋養を得て成長し、愛情ある躾だけが正しく身に付くものだ。(浅田次郎:一刀斎夢録より引用)

子育て、教育には、愛情が必要だということです。

「このように育てていれば良い」というものではない。

それは、育てる者の「すべきことはしています」という自己保身に他なりません。

前回、特別支援学校の全てではないけれども、多くの教員が陥っている現状ではないかと思わざるを得ない。

一年にも満たない特別支援学校での勤務ですが、長年に渡る一般学校を経験してきた私が、今、強く思っていることです。

特別支援学校の児童生徒たちは、教員の良かれと思う「思い込み」に反抗することは出来ません。