小手先
授業は、子どもらが主体的に学ぼうとするもんやないとあきません!
っちゅーことで、文科省が色々言うてきてるようやけど、そんなん当たり前のことですやん。
教えて貰うたことを身に付けて、それを更に発展させていくっちゅうのは、昔から学問を深めていくための基本ですやん。
何を今更、やで。
それに、話し合いを取り入れるとか、授業後に学んだことを子どもらにまとめさせるとか・・・ そんなことも言うてはる。
あのねー そんなことが出来る子ばっかりを相手に授業してたら、それも可能やけどね。
公立の小中学校の子たちは、ホンマ、色々やで。
全く学ぶ意欲のない子も、おる。
自分の評価とか、進路ですら、どうでもええわって思ぉてる子もおる。
まずは、そういう子たちも含めて、「やる気」にさせたらなあきませんねん。
堅苦しい、真面目な話口調の授業にそんな子たちが食い付いてくるはずあらへんやん。
今の文科省の「こんなふうに授業しいや」っちゅーお達しは、ますます両極をつくるわ。
先生らも、自由自在に授業が出来へんし、汲々してるやろな。
例えば、幕末から明治維新に活躍した俊才たちがどのような教えられ方をしたのかを文科省の人らに知って欲しいわ。
で、近代日本の礎をつくった福沢をはじめ、数多の俊才たちがどのように学んだのかを知って欲しい。
教育は、小手先やないねん。
「熱」やねん。