長子と末っ子

長子は両親にとって初めての子やから、何をしても、「わー、こんなことも出来るんや」と、喜ばれ、褒められる。

何かを欲すれば、無条件に与えられる。

欲しなくても、いろんなモノを与えられる。

なんといっても、次の子が生まれるまでの間は一人っ子やから、まさに王子さま、王女さま。

しかし、両親の愛を独占するのと引き換えに、両親の価値観も一身に受けなければなりません。

長子に思いきりのいい子が少ないのは、そういうことですね。

一方で、末っ子は、案外、程よい放任になるので、思いきりのいい行動を取れるようになる。

そのかわり、可哀想やなーと思うことがあるんですよねー。

何かが出来るようになっても、「そんなもんや」で済まされるし・・・ 。

極めつきは、上の子たち(兄や姉)の遊んでるところに入ろうとする度に押し出されたり、何かしらのことをしようとしても、「ダメダメ」「無理無理」と抑えられてしまうこと。

抑圧の連続・・・ ですから・・・ とにかく「私(僕)もー!」と、本人は割り込むしかない。

そして、自己主張がめっちゃ強くなるってことなんですよねー。

こんなことも、学年だよりなんかに書くべきなんですよね。

家庭での子育てについても、保護者の方々に改めて考えてもらうためにね。

それが、生活指導にも繋がるんです。