修学旅行
これはねー、学校の先生方、思いを込めなあきませんよ!
どこの学校でも、修学旅行の目的にキレイな言葉を並べてるけど、ほとんどが時候の挨拶みたいなもんや。
「この子たちの修学旅行では、こういうことを学ばせるんや!」っちゅう熱い思いを感じることが出来へん。
行かなアカンから行く・・・ ってなもんなんでしょうねー。
せやから、旅行会社が提案するいくつかのプランに乗っかることしかせえへん。
入学式で新入生をお預かりしたときに、「この子らをこんなふうに育てる! そのために、この3年間、こういうことを学ばせる!」そういう気持ちを持たへんのやろねー。
せやから、授業も、行事も・・・ ただこなしていくだけ。
保護者の方々に大金を負担させてそれではアカンよなー。
例えば・・・
便利で豊かな生活が当たり前になってる子たち(私たち大人も含めます)に、便利で豊かな生活が如何に有難いことなのかを教えたらなあきませんやん。
万が一のときに医療機関が利用出来るとこやないと具合悪いから離島での自給自足体験は難しいかもしれんけど、廃村になってる古民家を利用した修学旅行なんか、ええと思うでー。
私の学年は、それをしましたけどね。
しかも、格安の修学旅行になります。
この間、その学年の子たちと飲みに行ったとき、「あんな修学旅行を経験したやつらはおらんで!」と、自慢げに言うてました。