自分を守る?

「いじめ」をはじめ、生徒指導(私は生活指導と言いたいが)に関する研修で学校を周ってはる講師さんたちが、決まって口にするのが、「記録を残しておくことは、自分を守ることでもあるのです」と言う。

「はっ?」やね。

そこに、講師さんが大事にしたいことが伺える。

生徒たちや保護者とのやりとりを記録するのは、教員としての自分自身を振り返るためのものでないとあきません。

自分を守るのではなく、生徒や保護者を守るためのものでないとあきません。

何かしらの問題が起こったとき、教育委員会も学校も、自分を守るため、組織を守るために、一生懸命に弁明します。

すそれが、ますます、学校をはじめとする教育機関への不信感に繋がるのに・・・

自分の、自分たちのことであっても「アカンもんはアカン」と言えるような学校・・・ 教育機関でないと、世の中の不信感は消えず、教育委員会を筆頭に、何かしらの問題が起こる度に、学校現場もその場凌ぎの対応を繰り返すんやろなー。