学校現場で重点置くべきは・・・
今も再雇用で学校現場に居るけど、先生たちが一生懸命に時間と労力をかけてるとこが、どうもちゃうねんなー。
何回か書かせてもらったと思うけど、評価の仕方ばっかり気にして、まるで「評価」の文章表記ありきの教科指導、教育活動になってる。
これ、学校現場の真面目な先生たちにとって、まるで最重要課題になってる。
こんなん、アカン!
まずは、学校現場の先生たちが、目の前の生徒たちに「何を伝えたいのか」「何を教えたいのか」を定めるところから教育活動を考えるべきやな。
それが、評価ばっかりに気をとられ、時間をとられてる。
こんなん、アカン!
例えば、修学旅行・・・
生徒たちに何を学ばせたいのかを、まず、考えなあきません。
私、○○中学校で平和教育をテーマに、阪神間では前例のなかった沖縄行きを考えました。
これまでは、平和教育と言えば広島か長崎でしたが、民間人も戦闘に巻き込まれた沖縄戦を計画したんです。
でも、飛行機を利用してまでの修学旅行が阪神間・・・ 兵庫県下でも前例がなかったため、「何故、沖縄なのか」を教育委員会に納得してもらうところから始めねばなりませんでした。
また、卒業式を控えて、みんなで過ごした三年間を振り返るための学年合唱も計画したりしました。
ものすごく手間のかかる取り組みですが、そういうことが出来た時代に現場で仕事が出来たのも、今のように、文科省のお達しである「評価の仕方」に縛られなかったからだと思います。
文科省のお達し・・・ って、何なんでしょうねー。
文科省が出した「ゆとり教育」も、何年か経っただけで見直されたのにねー。
現場の先生方には、文科省のお達しに真面目に応えるのではなく、「は?」ぐらいの気持ちを持って貰いたいなー と思います。